大前提、夫のことはふつうの人以上に好きではあるのですが、それでもときどき

この人と会話しても満たされないんだよなぁ
と思ってしまうことがあります。
それは夫の傾聴力の低さだったり、共感以外を攻撃とみなすような繊細さだったり、言葉選びの弱さによるものと思うのですが、最近それ以外の理由も見つけたので記事にしました。
聞き取りづらい
これは夫側からすると

君の耳が遠い
と思われていそうなのですが、夫の洞窟声(こもった感じ)を聞き取るのが難しいです。
女性との会話で「え?今なんて?」となることはほとんどないのに、夫と話すと半分くらい「え?今なんて?」となってしまう。
でもあんまり聞き返したら会話が先に進まないし、話す方も嫌になってくると思うので、聞き取れないままでそれっぽく相槌をうつことも多々あります。
聞き手から正しいリアクションがないと話し手の気持ちが昇華されないだろうと思って、ときどき

つまり〇〇したってことだよね?

わたしの質問への答えは〇〇ってことだった?
と確認を挿し込むと

だからうんたらかんたらでうんたらかんたらだって言ってるじゃん!(苛)
と返されて、内心「聴こうとしなきゃよかった」と後悔することもあります。
そもそもこちらとしてはYes/Noで返せるような質問を投げたつもりなのに、Yes/Noに行くまでの前置き(※聞き取れない)が多すぎるから、

結局なんて???
ってなって確認させてもらってるんだよなぁ…
その確認にすらイライラされてしまったら、聴こうとするのも損だし、全部に適当な相槌うつことにしますよ…?
同じ話が多い
夫の口から出てくる話題は出会ってから数年間ずっと変わらず、
- 世の中の人の運転マナーのなってなさ(特に右折車への苦言)
- 会社の若い人の「できなさ」に対して自分が若手だったころの話
- 自分の趣味の語り
- 自慢話(特に仕事関係)
のローテーションです。
自他ともに認める「昔から好きなものが変わらない」人なのもあって、新しい話題はなかなか入荷されない。
話題が同じなだけでなく、同じ文言で繰り返される話の多いこと!
たとえば「オレは昔からモノをつくるのが好きだった」や「この右折車によって後ろに〇台の車がつまり、その一人一人から〇分奪われるから大きな損害だ」って
もう、わかった わかったよ~~
同じ話でもせめてアプローチの仕方や言葉を変えてくれたら

ああ、見飽きた再放送はじまった
って思って心のリモコンで電源オフするのやめられるかもしれないんだけどな…
フィラーが多い
これが一番の発見でした。
夫の会話には知ってる前情報の挿し込みや、わたし個人的にはいらない枕詞が多すぎるのです。
たとえば

あなたの会社のお菓子ボックスに入れるお菓子を今度一緒に買いに行こうよ!
に対しての返答は

昔、会社の業績があまり良くなかった時代にはお菓子ボックスなんてなかったから今の若手にこれが当たり前だと思ってほしくない。若手には経費そこにあるから自分が好きなお菓子を補充していいって伝えてる。だれよりも仕事ができて色々な現場に飛び回ってる事務所不在率の高いオレは他の人よりお菓子ボックスの恩恵を受けてない。
になります。
一人称が「主に愛された弟子」であるヨハネに負けず劣らない夫の長い一人称
「だれよりも仕事のできるオレ」「一時間〇万円稼ぐオレ」「現場飛び回ってるオレ」
ただでさえわたくしめはあなたの言葉を聞き取ることに苦労しておりますので、”オレ”の枕詞でやたらと本文を長くするのお控えいただきたく…
それでこれ「今度一緒に買いに行こうよ」への返答はYesなの?Noなの…?
※ 確かめたらこれだけ言って一応「Yes」だそうです。
もう、わかった、わかったよ あなたがシゴデキなことは
でもわたしに対しても、帰省したときのご家族に対しても会話でも、どんな話題も最終的に自分が仕事デキるアピールに着地するのはできない人のムーブだよ…
あとはこれ完全にフィラーワードだと思うのですが、「申し訳ないけど」を各所にはさんでくるクセがあります。

オレは申し訳ないけど器用だからそんなのは簡単にできちゃうよ

オレ、申し訳ないけどテレビ全然見ないし、そんなことより申し訳ないけどyoutubeで自分の趣味の動画見てるほうがいいわ
申し訳なくないであろうタイミングに申し訳ないを挟んでくるの、気になったら気になりだしちゃって嫌だわぁ。
上手な付き合い方
彼が変わったわけではありません。
結婚前から彼はずっとこんな感じで、オレ!オレ!していました。
質問されたら質問し返すとか、自分の話の終わりに「君はどう?」と聞くようなタイプでもなければ、興味深い話題を提供してくれるタイプでもありませんでした。
付き合い始めたころはそれが苦痛になって関係を投げ出そうとしたことがありましたが、過去のお付き合いを振り返ったときに気づいたのです。
すごく盛り上がって楽しい!はないけれど、その代わりわたしの心に波風立てるようなことも圧倒的に少ないことに。
家族から言われても別に気にならないのに”彼氏”というカテゴリーの人から言われたら嫌な気分になるようなことって、かつてのわたしにはたくさんありました。
彼はオレ!オレ!なのでそれらの地雷を踏みづらかった可能性もありますし、踏まれたときのわたし側も不思議と爆発しづらかった。
わたしにとっては「一緒に盛り上がる」ことよりも「こちらの気分を乱さない」ことのほうが今も昔も大切です。
そしたら「一緒に楽しく会話する」部分は他の友人で満たせばいい。
彼に求める必要はない。
同じ部屋で過ごして嫌な気分にならない。
気を遣わずお互い好きなことができる。
これがあるだけで夫の資質としてわたしには十分。
外注できる部分は外注して、相手に求めすぎないこと
それがわたしが思う「人との上手な付き合い方」です。

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