思い返せば昔から「明日は学校で朝早いからこの時間に寝よう」という思考回路はありませんでした。
体育祭やら修学旅行やら普段とは違う、イレギュラーなイベントごとの前には「明日のために」も気持ち発動しますが、普段6時起きの必要があっても、〇時間は眠りたいから前夜は〇時には寝るという行動をとれない。
夜はだらだらテレビを見るだとか、何も考えずに、気の向くままに過ごして、眠くなったら寝る生活です。
そんなわたしが唯一睡眠時間を意識して生活していたのは新卒で入った会社員時代(1年程度)だけでした。システムエンジニアというこれまでかすったこともない業界の会社に入社し、まわりは学校でその類を学んできた人や理系の人が多かったので、どちらでもないわたしは毎日劣等感と不安に苛まれました。
さらにこれまで田舎でぬくぬくと生きてきたわたしが、急な都会生活。そもそも都会や上京にあこがれもなかったので、都会生活はわたしにとってただただストレスになりました。
大人になってから風邪をひいた記憶もないくらい健康優良児なのに、満員電車でクシャミや咳が聞こえると「病原菌が蔓延しそう」と考えてしまって息をするのをためらう。そんなことは人生で一度も気にしたことがなかったし、現在はやっぱり気にならないので、あれも新生活のストレスによる特殊な精神状況だったものと推察します。
そのストレスフルだった1年間だけは、わたしの人生の中で唯一寝る時間を意識した生活をしていた期間でした。
毎日19時過ぎに帰宅して、翌朝は6時ごろ起きる生活の中で、帰宅後はどれだけ早くベッドに入れるか、それだけを考えていました。
寝ても寝ても眠いので、遅くとも21時には入眠できるようにしていました。それでも毎朝つらかったですが…
布団に入って5分以内に眠れるのはもはや気絶なんて記事を見つけたところですが、あのころわたし気絶だった気がします。(適正は5分以上25分以内での入眠だそう)
あの時期以外は基本的に「眠気がきたら眠る」スタンスです。
友人は「便意がきたらうんちする。踏ん張ってするうんちはうんちじゃない。」という格言を残しましたが、一方のわたし、うんちは頑張って時間を決めて出したがるくせに、睡眠は睡魔がくるのをいつまでも待つスタンス。
自分から睡魔を探したり、睡魔がくるように目を閉じて誘い込むこともしない。
それでもなんとなく12時半ごろに睡魔がやってくるのですが、なぜか睡魔の訪問が遅れることもしばしば。例えば昨日などは2時過ぎても眠くならず、仕方なくいつまでもネットサーフィンしていました。
そんなことしてるからなかなか寝付けないのですよ
寝る前にブルーライトを浴びると睡眠の質を下げますよ
そんな声も聞こえますが、眠くなったタイミングでノータイムで眠るのが気持ちよくて…
それが至極の寝落ちです。
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