今となっては思い出しても1mmも傷つきませんが
5年前に結婚が白紙になりました。
3年ほど遠距離恋愛した外国人の彼で、修士課程が一段落したタイミングで「そろそろ一緒になろうか」となって、来日して、わたしの両親に挨拶にきて、
その数ヶ月後にわたしは仕事を辞めて渡加して…
で、同棲して3ヶ月で関係に終止符を打ちました。(速
当時26歳の彼が泣きながら私に告げたのは…
結婚こわいよー
そんな理由でほんとによかったよ。笑
わたしに迫られて結婚したわけでもなし、コトを色々動かす前にそれ気づけませんでしたかね?と当時も相当思ったけど、今となっては心から、そんな理由で良かったです。
その3ヶ月の同棲生活時の記憶をブログのネタにするために忘却の彼方から召喚し同棲期間中のつらかったこと3選を書いてみます。
仲間外れ
あのー…わたしプロポーズされてカナダに渡ったんですけど?
彼と私と弟と3人の共同生活が始まりました。
彼も弟も勉強大好きなガリ勉(死語?)くんたちで、海外生活あるある”同居人が毎日パーティでうるさい”とは無縁でした。
当時は2人とも修士課程やら仕事やらで大学に通ってたんだったかな。
弟くんが嫌いだったのではなくて、とにかくのけ者感がすごかった。
弟くんなしの生活だったら、3ヶ月で破局にはならなかったと思う。
2人は夢見る少年たちで、わたしの目には大正時代カフェで活発に議論を交わす英気溢れる若者のように映ってました。
朝起きてから寝るまで、2人はずーっと2人だけで話し続けました。フランス語で。
言語的にも内容的にも わたしの入る隙はありませんでした。
そこに入る気もないし入りたいとも思わないけど、3年の遠距離恋愛の末の同棲でこれ?笑
遠距離時代の方がやりとりあったわい。
金銭感覚
2人とも節約志向が強めでした。
ゆえに買うものも食べるものもほぼ固定でした。
朝はシリアル。お昼はサンドイッチ。
今でこそ小食なのですが、当時のわたしは食欲旺盛だったので、量が少なくてきつかったです。
大好きなお菓子も買えなくて。
スーパーで買うものはシリアル、ヨーグルト、卵。
近くにあったスーパーより安い八百屋さんで、トマト、レタス、ときどきリンゴ。
月に1度、彼らのお父さんが2人をコストコに乗せて行ってくれるようで、そこで肉と豆腐。
家族団らんのため、わたしは留守番。
自分の部屋がなくてお菓子をこっそり食べることもできなかったわたし、その隙にお菓子が食べられるので喜んで送り出してましたが、今考えると結構ひどいですよね。笑
節約志向の強い彼らに食べる量も制限・監視されてる気分でした…
娯楽なし!
どこかにお出かけしたいとか、デートしたいとか、頭を過ぎりすらしなかったです。
でもスーパーへの買い出しくらい、一緒に行きたかった。
数回は一緒に行きました。でも
そんな時間すら惜しい
めんどくさい
とのことでなくなりました。買ってきたものを見て弟くんは
無駄づかい
とのことでした。・・・
行き帰り含めて45分以内の食料品の買い出しで
3ドルのローズマリーで
ごちゃごちゃ言うなぁ!!!
利害が一致したのか、2人が大学の帰りに買い物を済ませてくるようになり、
わたしが外出する用事も一切なくなっていったのでした。
婚約破棄になってつらかったことを書くつもりだったのですが、書きあがったら同棲中につらかったことになっていました。
わたしは振られた側でしたが、あのとき破局になったことで幸せになれたのは彼ではなくわたしでした。もしあのタイミングで破局になっていなかったらその先に待っていたのは同棲生活以上の不幸せだったと予測できます。
あれは幸せへの分岐点でした。
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