宇都宮美術館で2025年12月21日(日)まで開催中の『ライシテからみるフランス美術』へ行ってきました。
宗教観の変化のようなテーマも難しくて、それが起こった背景にあるフランスの市民革命などの歴史も深い
作品につけられた説明書きが、さながら高校世界史の教科書の内容で、わたしの頭のCPUでは対応しきれず、世界史の授業ならまだしも、美術展では感じたことのないレベルの睡魔に襲われました。
映像のコーナーも二カ所ほどあるのですが、座ったらうっかり眠りそうだったので映像コーナーの映像を通しで見ることは諦めるという…
宇都宮美術館は美しくて、とても静かな美術館でした。
同行人と作品について話せると興味が深まりそうなところ、観客の数に全く相対しない静寂で、コソコソと話すことも憚られるほど。
さて、作品に関してですが、ルオーの絵画が多かった印象を持ちました。
それも暗くて濃い色彩のものばかりに感じたので、帰宅後ルオーを検索して「黒く力強い線と、鮮やかな色彩が特徴」との情報に驚きました。
わたしはてっきり土をべったり塗りつけたような暗くて力強い作品の画家さんでいらっしゃると…!誤った認識で記憶するところでした。
それらの作品が強く記憶に残ったために展示全体で色味に欠けていたような印象があるのですが、シャガールの夢のような色彩の絵画や、ミュシャの描くミルキーなジャンヌダルクなどもありましたし、受けた印象と実際には相違があるかもしれません。
個人的に一番あがったのは絵画よりもビゴーの風刺画。
画風も風刺も好み
当時の時代背景を絵一枚でわからせる風刺画ってやつの力はすごい
風刺画とその説明書き読むだけでも世界史の知識が増えそうだ
市民革命あたりのフランス史ってしっかり暗記させられるところだけど、
「教科書で学んでもイメージがわかないよぉ…」
とつらくなってしまった高校生さんには宇都宮美術館のライシテ展の作品説明を教科書の代わりに読んでみてほしい
別の角度から学ぶと脳にスッと染みこんだりするし
一方でわたしのようにすっかり眠くなってしまうパターンもあるけれど
たまにはこんな美術展も良きかな!でした。

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