Kindle Unlimitedの元はとったなり・・!って感じです。
月額980円(初月無料)で、多種多様な本を読むことができます。
そこで目に留まったのが、北欧こじらせ日記。
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2023年11月に新刊も発売されておりました。
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作者のchikaさんは恐らくわたしと同世代。1988年生まれの方と思われます。
学生時代にフィンランドを旅して以降、ずっとフィンランドに憧れ続け、2022年4月に念願の移住を果たしたそうです。
モチベーションを与えてくれたのはchikaさんの生活スタイル。
月曜日から金曜日は会社で営業として働き、週末はカフェで修行したり、お寿司屋さんで修行したり。
営業でも全国1位の成績を収めて表彰され、修行に関しては家での練習の描写もあり、友人らと飲みに行く描写もあり、週末には北欧好きを集めて会を主催し、マンガや動画やブログなどのコンテンツを更新し… ってどういうバイタリティー?!
そして、彼女の作風や思考の賜物だと思うのですが、登場人物がみんな良い人。
実際の人物も”良い人”かどうか考えたら、そういうわけじゃないと思うのです。これはただ彼女が、その人たちの良い部分にフィーチャーして描いた結果なのだろうなと思って、その姿勢に感服しました。
わたしがよく目にするコンテンツは、人のクセの部分にフィーチャーして作られているものが多いですし、それで「あ~ こういう人ってイヤだよね」と視聴者の共感を得てウケているのだと思うのですが、それとは真逆の方針というか。
そしてchikaさんのマンガからにじみ出る知性よ。
営業成績1位は伊達じゃない。
シミュレーションや下準備の良さ、一つ一つへの全力投球っぷり。
わたしにないものはこれだ、って感じです。
まず、やることなすことに目標や意義を設定しているところがすごい。
比較して、わたし、日々の仕事は作業。モチベーションは低く、目標などない。
カフェやお寿司屋さんでの「修行」も言い換えれば、「バイト」だと思うのです。
でも彼女のやり方は「バイト」ではなく「修行」という言葉で表すのがしっくりきます。
資格試験の捉え方も、わたしは「とれればいい」なのに対して、chikaさんは資格をとった後の使うところまで想定して取り組まれます。
”ものにする”ってこういうことだろうなぁ。
北欧こじらせ日記はわたしに足りないものをたくさんあぶりだしてくれた本でした。
キートス!
※フィンランド語でありがとう
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