わたしには子供のころから苦手なものがあります。
それはスネークです。
文字に残すのすら嫌で、苦肉の策で英語で書きました。そんなわけでつらい季節(夏)がやってきました…
なぜ苦手なのか
これは恐らく、母からの刷り込みです。
母は実物はもちろん、テレビなどの映像媒体で目に入ってしまっても悲鳴をあげます。
記憶に残ってはいないですが、わたしの幼少期にも確実にそれをしていたでしょう。
それを見聞きして育ったわたしが同じくそれを大の苦手になるのは当然の結果ですよね…
中学時代、理科の教科書をペラペラとめくっていたらそれの写真があって、授業中にも関わらず「ひえっ」と悲鳴を上げて教科書を落として恥ずかしい思いをしたのを覚えています。
母も田舎の育ちですが、小学校低学年のころに男子にそれをふざけて「ほれっ」と、となりのトトロのカンタかのごとく突き出されて以降そのような体質になってしまったそうです。
田舎の男子あるあるですよね…
義理の弟は幼少期、登校中にそれのちっさいのを捕まえて、筆箱に入れて学校に持って行ったと…
もう本当に怖すぎて怖すぎて想像するだけで怖すぎます。
田舎の男子、怖すぎます。
生活への影響
嫌いすぎて過敏になっているので、頻繁に見つけてしまいます。
信じられないことに冬ですら見つけますし、人通りの多いところ(公園や観光地)でも見つけますし、友達が「なぜ・・・?」と不思議がるほどに見つけてしまいます。
草むらの隣や田んぼの近くを歩くときなど、うっかり踏みたくないので、少しの物音にも敏感になります。いてもいなくても、やつでもやつじゃなくても、草むらからは音がします。
だからそういうところを歩くだけですごくストレスが溜まります。
昨年は渓谷に行ったときに鉢合わせしました。山の中ではありましたが、人通りの多い小径で、わたしの直前にも人が通っていたので「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせながらのトライではありましたが、結局出会ってしまい、周りの人に事件かと思わせるような悲鳴をあげてしまいました。(その節はお騒がせして申し訳ありませんでした)
特に夏は屋外のどこでも鉢合わせの可能性があって
ハイキング行こうよ!
川でBBQしようよ!
滝でマイナスイオン浴びに行こうよ!
ごめん、行けない…
提案されるアクティビティは基本「ヤツが出没しそう」という理由で参加できず、行動範囲が極端に制限される弊害を抱えています。
どうしたいか
弊害があれど苦手意識が強すぎて克服したいとも思わないのです。
だって克服にあたっては「見慣れる」とかいう工程を踏みそうと思うから。見慣れたくないのです。見たくない気持ちが強すぎるのです。
どうしたいかと問われたら、一生遭遇せずに生きていきたいです。
実際問題車に乗っていてすら遭遇する田舎に住んでいるのでそれは叶わぬ願いなのですが…
家の中で遭遇しなくて済むのが唯一の救いです。
母とわたし以外の家族はやつよりも虫が苦手で、一般的にも虫が大の苦手という人多いと思いますが、わたしがやつレベルで苦手なものと家で遭遇する恐怖たるや…想像を絶します。
共存って難しい…
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