めちゃめちゃツボにハマるコメディアンさんを見つけました。
その名もRicky Gervaisさん。
カタカナ表記だとリッキー・ジャーヴェイスさん。
イングランド出身のコメディアン兼俳優さんだそうです。
夏からスタートした大きな仕事がひと段落して、数ヵ月ぶりに

久しぶりに何かドラマでも見るか~
と思い立って開いたNetflix
なんの前知識もなく、なんとなく目に留まった『After Life』をかけたのですが、その主役を演じられていたのがリッキーさんでした。
ドラマをしばらく見たあとで、なんとなくリッキーさんの名前でGoogle検索してみるとコメディアンだと表示されて驚愕。
俳優さんじゃないの?!
どんなネタをされるのかしらと気になって、Netflixにあったトークショーを見たら、日本の、特にテレビに出ているお笑い芸人さんのやらなそうなネタが満載。
皮肉と風刺が効いてて痛快。
たとえば

大事なことを国民投票で決めなんて責任をとりたくない政治家のやり口だ
国民なんてバカなんだから専門家で決めろよ
国民がどれくらいバカかって漂白剤に「DO NOT DRINK」って書いてあるくらいだぜ
どうしても国民投票で決めたいって言うんだったらその表記を二年くらい撤廃してそれからにするべきだ
あとはニュース番組でよくある一般人への街頭インタビューへも

あのバカみたいなコメントを流す意味なんなわけ?
ほんとそれ!
さも「国民の全般の意見です」風に流すけれど、テレビ側の思惑にまみれた抽出だったり、そもそも見る側になんの得も情報ももたらさないあの時間なんなんでしょうね
イギリスも同じなんだな
と、まぁこんな感じで わたしの記憶の中から取り出した言葉なので上述部どちらも厳密にRickyさんの言葉ではありませんが、内容はそんな感じで、さらにそれをテンポ良く展開されるのです。

海外のお笑い、すごい好みなのかも?
と、RickyさんをきっかけにNetflixにあるStand up comedyをいくつか見たのですが、今のところRickyさんがダントツで好みです。
あと、アメリカよりイギリスのネタのほうがわたしにはハマりました。
日本人とイギリス人は島国同士、気質が似ている部分があるっていうそれなのかな?
材料が同じでも仕上がりが結構違うのが興味深い
たとえばどちらも性・セックスをネタにしたとして、アメリカの方がダイレクトで「強い」仕上がり、イギリスは唐辛子をシュガーコートして食べるような、「すごいこと言ってる」と気づくのが一瞬遅れるイメージ
使われている言語が英語という点で同じでも 声のトーン、抑揚、テンションが全然違って、もし同じネタをイギリス人とアメリカ人それぞれにやってもらったとしても

同じネタだと気づけるかしら?
と思うくらい、違う印象になりそうな気がします。
頭のいいひとのトークって本当に面白い。
時事ネタ多め。少し前なのでトランス系の話題もあります。
男性から女性になった人に対する過剰な配慮を求められることに対してとか、世の中の「それって変じゃない?」と思うところをたくさんぶった切ってくれるので
そういうところに疑問を感じていた人に Ricky Gervaisさん、オススメです。

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