小学校4年生のときに何かの授業で「朝ごはんはパンを食べるべきか、ごはんを食べるべきか」のディベートをした記憶がふと蘇りました。
テレビに対する勘違い①
パン派、ごはん派、オブザーバーの3チームにランダムに振り分けられ、わたしはオブザーバーになりました。
どちら側の子だったかが、
〇〇は体に悪いってテレビで言ってたので朝ごはんには〇〇を食べるべきだと思います
と科学的根拠や栄養学知識には乏しい観点から主張したので、オブザーバーだったわたしと隣の子はそこを疑問視するメモをとりました。
学習のまとめで
テレビがいつも正しい情報を発信しているとは限らない
と先生はおっしゃって、その時代でもそういったメディアリテラシーの重要性の片鱗は説かれ始めていたので、わたしはそこに異論はないながらも
たくさんの人が見ているテレビでウソの情報なんて流したら誰かは絶対そのウソに気づくし、そしたら問題になって、訂正も入るだろうし、テレビは注意して本当の情報しか流さないよね~
それでも間違えちゃうときもあるから気を付けてねってことだよね
と内心は思っていました。
いや、むしろテレビってウソばっかり流していますね?
ファクトチェックに乏しかったり、切り貼りで発言者の意図と違うようにしたり、小さなことを大きな問題のように連日報じて、大きな問題を作り上げたり。
昔からそうだったんだろうか、それともここ数十年で腐敗が進んだのだろうか。
麻生さんが総理大臣だったときの漢字の読み間違え報道なんて当時も「あほくさ」と思っていましたし、今思い出してもげんなりします。
最近だとジャニーズ事務所に関する報道にうんざりしきりです。
わたしの周囲ではジャニーズ好きな人も嫌いな人も興味ない人も、この件に関するマスコミの姿勢にうんざりし通しですが、一体どこのどなたの興味を満たすための情報なのでしょう?
テレビに対する勘違い②
”テレビばっかり見ているとバカになる”
とはもはやことわざのように何度も聞き馴染んだフレーズで、子どもの時分は
こちらが能動的に何かしようとしなくても、テレビはわたしたちに音と光と文字で情報を流し込んでくるので、わたしたちは頭を使わなくなりバカになると言いたいのだろう
と解釈していましたが、これも勘違いですね。
テレビは意図的にやっているのでしょう、視聴者を脳なしにするための茶番を。
いつか一掃されてほしい。
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