わたしの器は極小【損得勘定】

WORK

事務仕事をする上でOffice系ソフトの使い方を知っているのはとても有利に働きます。

わたしの職場ではOffice系の中でもエクセルを使う比率がかなり大きいです。

わたしのエクセルスキルは謙遜抜きで全然まだまだなのですが、わたしのまわりの人たちよりは少しだけできる方です。

なのに

それをまわりの人たちに伝授したくないのです。

自分の器の小ささに嫌気がさすけれど、教えるのに抵抗があるのです。

過去に「教育職」…と言っては大仰ですが、ものを教える類の仕事をしていたときはもちろん真逆で、自分の知識の足りなさに泣きたくなりながら

わたし
わたし

もっとたくさんのことを、上手に教えてあげたいのに…

という気持ちを抱えて仕事をしていました。

それなのに事務職では自分の知識を出し惜しみしてしまう。

なんてイヤな女なんでしょう(わたし

時折、機会があったら、または気が向いたら、

わたし
わたし

こうしたらいいよ~

なんて教えることもあるのですが、

いいことしたわ~と思えるときとなぞに損した気分になるときとあります。

なにも実損など被っていないはずなのに不思議なことです。

いつだったか、もう数年前になると思うのですが、わたしと同じような悩みをテレビで相談されている女子アナウンサーの方がいました。

相談相手はだれだったかなぁ

マツコ・デラックスさんだったかなぁ

その方は

教えなくていい

それはあなたが自ら学んで得た知識だから

と女子アナウンサーさんに伝えていたので、その予想外の回答に驚いたのを覚えています。

「あなたケチね!」

「自分に巡り巡ってくるのよ!」

と非難されるターンかなと思ったので。

たしかに、知識を共有することで自分に良いリターンがあるパターンも想像できます。

でも良いリターンが想像できるのと同じ割合で、「できるならやって~」と任されてしまったり、保守させられることになったり、教える時間で自分の業務に差し障ったり、他人の手柄にされたり、悪いパターンも容易に想像できるのです。

というか、そもそも

わたしの知識は経験から得た秘伝の学びでもなんでもなくネットでも本でも調べればアクセスできるオープンソースなのです。

自治会の役員になってしまい、パソコン操作に四苦八苦する父に

わたし
わたし

調べたらできるでしょ

と突き放したりしません。わたしのできる範囲で力を尽くして教えます。

でも、会社で、自分と同じ条件で働く人たちにわたしが「教える」のはやっぱり腑に落ちなくて

きっとこれからも自分の器の小ささに毎回嫌になりながら、でもやっぱり教えるのにも抵抗を抱えて過ごしていくのでしょう。

このジレンマの解消法は、他の人の届かない高みに行くことだと思います。

五十歩百歩のところにいるから、こんな小さなことで悶々とするのだろう。

やり方がわかったところで他の人には真似できないような技術を手に入れたとき、わたしはこのジレンマから解消されることでしょう。

来年の今ごろには大きな器になっているよう、高みを目指して努力します。

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