文晁と北斎

DIARY

栃木県立美術館で24日(日)まで開催中の展示を鑑賞してきました。

栃木県立美術館
栃木県立美術館の公式サイトです。

下調べしないとあまり楽しめない派なのですが、この日は急遽思い立っての行動だったので、美術館へ向かう車の中で谷文晁葛飾北斎について検索して、付け焼刃的知識導入。

葛飾北斎は海外のアーティストたちにも影響を与えたそうで、例えばドビュッシーの海という曲は北斎の絵からインスピレーションを受けた作品だそうです。

美術館にある北斎の絵を見た感想は

現代のイラストレーターみたい!

でした。どの絵も古く感じない。

それにちょっと可愛らしい感じもありました。

今でも絵葉書やポップな年賀状に用いて全く違和感のないような。

文晁の作品は対照的で、昔ながらの商家に飾られていそうな古風な美しさがありました。

文晁は山好きだったそうで、山が描かれた作品が多かったです。

文晁と北斎の作品から受ける印象は対照的で、

正統派の文晁遊び心の北斎

でも付け焼刃情報によると文晁さんは商才もあった方のようで、することが結構ユニークで。

寄席で弟子に大声で「文晁先生はおりませぬかー?」と探させたり、

大晦日の夜に扇子に富士の絵を描いたものを落としてまわり、翌日にそれを拾った人が「元日に富士を拾うとは縁起が良い!」と話題にさせて名を広めたりしたそうです。

やること結構大胆!

中学校の授業で習って以降、葛飾北斎と歌川広重を混同させ続けた人生でしたが、この機会をもって見分けがつくようになりそうです。


追伸

今回一番驚いたのは葛飾北斎の晩年の名前が画狂老人卍だったことです。

北斎と卍じゃ名前から受ける印象が全然違うよ…!

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