ふと、思い出したことがあります。
それは10年以上前に個人営業のホテルでアルバイトしていたときのこと。
毎年3月~4月に母と海外旅行していて、その年もそのために1週間ほどお休みをいただきました。
普段のシフトは週に3回~4回ほどシフトだったと思います。
わたし以外に2人パートの主婦さんがいて、その他はホテルの所有者家族メンバーで運営されていました。
シフトの希望は1ヵ月以上前に出して、シフトも確定した後の、旅行出発1週間か2週間前に、事情は忘れてしまったのですが、旅行をキャンセルすることになりました。
さて、あなたはシフトに入りますか?
もし、その週に旅行できなくなった代わりに別のところでまた1週間のお休みをもらわなければならないなら、穴をあけすぎる罪悪感から、「シフト入れます」と伝えるかもしれません。
でも、そうじゃない場合は?
当時このアルバイトの他にもお仕事していて、そちらはシフト制ではなかったので半年も前からそこをお休みにしているし、今更わたし個人の予定が変わったからお仕事できます云々の話でもなく。このアルバイトのほうも
シフト作ったあとでやっぱり入れますなんて言ったら逆に迷惑だろうし
の思いもあり、旅行はなくなったけれども休みはエンジョイする気満々でした。
しかし、わたしはこのことで苦言を呈されることとなります。
パートさんと2人のシフトになったとき、パートさんに
旅行キャンセルになっちゃったんだって?
と声をかけられました。
そうなんです~…
旅行の代わりに何をするか考えているところなんです
あのね オーナーさんが ”キャンセルになったならバイト入るべきだよね。wataさん、若いから空気読めないね。” って言ってたから気を付けてね…
あれは結構衝撃でした…!
10年以上経った今、ふと思い出すくらいには衝撃は強かったですね。
今も若干解せぬ部分はあるのですが、一方で家族が今オーナー側の立場にあり、日々アルバイトさんに助けられているのを見ると、
せっかく組んだシフト崩れる云々よりも、個人経営の小さな企業だとアルバイトさんに休まれることが経営者側の負担増に直結するので、できるだけ普段通りに入れるほうがベター
と思えるようになりました。
個人経営の小さな企業でアルバイトしている方で、
お休みをいただいた理由がキャンセルになったけど、もうシフトも出た後だし、これから「やっぱりシフト入れます」なんて言ってもきっと迷惑よね
とお考えの方、もしかしたら一応その旨連絡すると「入ってもらえると助かる!」と喜ばれるかもしれません。
せっかくとった休みだからそのまま休みたいあなたは、予定がキャンセルになったことは隠すのが不要な陰口を避ける賢い方法です。(過去の愚かなわたしよ…)
今日も一日、お仕事お疲れさまでした!
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