各所に八つ当たりたい話

DIARY

半年前に元カレと行った寿司屋のことを、ふと思い出しました。

元カレ

2022年晩秋、数年ぶりに元カレに東京で会いました。

わたし自身東京など数年足を踏み入れていなかったのですが、元カレは東京どころか日本歴が浅いのでわたしが案内担当になりました。

ちょうど同僚に東京出身のアラフィフさんがいたので、「海外から来る友人を連れてランチ・お茶するのにちょうどいいお店」を2軒オススメしてもらい、言われるままそこに決めました。

結果的に大失敗でした。

オススメの1件目はアラフィフさんがOL時代にランチでよく利用していたという江戸前寿司屋さん。

「リーズナブルで本格的。人気なので並ぶ可能性あり。予約したほうが良いかも。」の事前情報。

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電話してみると予約はできないとのことだったので、当日開店と同時に入りました。

わたしたちの他にも開店待ちをしているお客様がいて、開店と同時に店内は満席に。でも店内はとても静か。1人で来るお客さんが多く、複数名で来ていても必要最低限の会話しかしない。

そんな中、常に話題を振ってきて、ゆっくり食べる元カレ。

頼む空気を読んでくれ!!

わたしの返事は最小限にとどめて且つボリュームを落として、察してくれと無言のアピールをしていたのですが、努力むなしく

板前さん
板前さん

味わって食べてゆっくりなのは良いのですが、話していて遅いのはやめてください。

と注意を受けてしまいました。

わたしの周りの外国籍友人にとって食事=トークと言っても過言ではなく…そのニーズとお店が全く合致しませんでした。

寿司屋店主

わかります、このクオリティでこのお値段。回転率が命ですよね…

ランチメニュー各1つ頼まれたくらいで長居されたらたまったもんじゃないですよね…

それに注意だってできればしたくなく、やむを得ずでしたよね…

その節は大変申し訳なかったです。

彼にしてもわたしにしても大して寿司の良し悪しが分かる人ではないし、完全にお店のチョイスミスでした。

あの数十分間の食事中、最初は元カレへの「空気を読んでくれ」注意されたあとはいたたまれなくて早く去りたい一心。

肝心のお寿司は全く記憶に残りませんでした…

遠方からわざわざ東京に出て行くようなとき、個人的には食事代にお手頃感は求めません。それに”さくっと美味しいものを食べたい”よりも”同行者と時間・空間・食事を楽しみたい”です。

今回わたしたちは、場所にもメニューにもしばりがありませんでした。つまり表参道じゃなくても良かったし、寿司じゃなくても良かったのです。

こちらのお店は家や職場が近くにある方や用事で近くまで来た方が、ちょっと良いお寿司を食べたいときにふらっとご利用されるのがベストだと思います。

同僚

あなたは悪くない、悪くないけど

誰も見ていないブログでだけ八つ当たりさせて・・・

きっと食事の品質を第一に提案してくれたのだと思うけど、「5年ぶりに会う友人とのランチ」にはとても不向きなお店でした。

オススメしてもらったカフェにも行ったけれど、1時間も並んで入ったそこはドリンクメニューもコーヒーとソフトドリンクだけだし、紙コップだし、注文も田舎者のわたしには全く理解できないシステムだし

やっと座ってしばらく経って思ったのはそこはデリに力を入れているようだってこと。

3時ごろだったけどまわりは食事している人ばかり。召し上がっているものはどれも独特な料理名がついているんだろうなと想像される見た目のこだわり総菜。

ランチに来たらまだ良かったんだろうけど・・・!

寿司を食べたあとにお茶をしばきにくるカフェではなかった。

もちろん下調べ不足で突撃したわたしだけが悪い。ただの八つ当たりだけど

わたし
わたし

久しぶりに会う友人と行きたいレストランやカフェなんて、味より居心地重視に決まってるでしょー!

※決まってはない

※人それぞれの価値観による

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