【採用】運のいいおじさん

WORK

毎年新入社員をとって、中途採用でも若い子ばかり採用される平均年齢のすこぶる若い事務所で推定40代のおじさんが採用されたときには

わたし
わたし

かなり優秀に違いない…!

と期待が高まりました。

ここの採用条件は一日も二にも若さです。

しかも若いだけでなく高学歴の子たちばかりがやってきます。

そんな中で第一条件の「若さ」を妥協しても採用したかった人材なのだとしたら「それは一体どんなに優秀な…!」となってしまうというものです。

その方がここで働き始めて早1年。

全然普通の人でした。

シゴデキなほうでは決してない程度の普通さでした。

それですごくすごく思うのは人生選びってどこまでも運だなぁってことです。

きっとこの人よりも優秀で、人間性は同程度だけど不採用になった人材が何名かいることでしょう。

正規雇用、非正規雇用、ホワイト企業、ブラック企業

運でしかない。

優秀だから良い企業に採用されるわけでもなければ、優秀じゃないから正社員で雇用されないわけでもない。

功績をあげたから昇進できるわけでもないし、なにもできない人が部長になったりもする。

ここでずっと「おじさん」呼びした人物は恐らくわたしと同世代。

でも「おじさん」と呼ぶにふさわしい風体とピントズレ感のある方です。

今日も朝からとんちんかんなことを聞かれて

わたし
わたし

ただの運のいいおじさんだなぁ

とちょっとうらやましくなってげんなりしてしまいました。

このとんちんかんぶりで採用された運の良さがうらやましい。

このおじさんに恨みはありません。嫌ってもいません。

その椅子にふさわしいおじさん、またはそのおじさんと同程度の人材ならいくらでも内部にいたのに、なぜわざわざ外部からのおじさんをそこに据えることにしたんだろう…

と、考えるとたどり着くのは

結局運とタイミング!

ってこと。

だから「頑張ってるのに選んでもらえない」ときにも「自分がダメだからだ」なんて腐らないでほしい。

腐らないでいたい。

普通のおじさんを見てそんなことを考えるのでした。

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