高齢出産への思い

DIARY

不妊治療の末、夫52歳・妻40歳で子を授かった人に対してのネガティブな発言を某Xで見た。

【高齢出産】という単語がトレンドに入っていた。

高齢出産の両親から生まれる子供が可哀想というつぶやきも数件目にして、産むとしたら高齢出産不可避なわたしはショックを受けた。

その意見には全く同意できないくせに、悲しくなった。

「可哀想」の理由に

  1. 20代などの若い、華々しい時期に親の介護をすることになる
  2. 学生にとって授業を見に来る親の若さや美しさは重要
  3. 高齢で体力がなく子供と遊んでやれない
  4. 若くして子をなす親より先に死ぬ(一緒にいられる時間が短い)

などを見かけた。

どれも「確かにそのリスクは高くなる」けれど、年齢より人それぞれの個体や事情によりそうだと思う。

わたしの親族に介護を受けた末に亡くなられた人はいない。

若いけれど、多忙で、激務による過労で、子供と遊んでやれない人はいる。

一番全く共感できなかったのは2なのですが、授業参観に来てくれた親の容姿の優劣考えるような状況ありましたっけ?

わたしは家族・親族の容姿をどうこう思ったことは人生で一度もない。

子供のころ妹と一緒に

わたし
わたし

他人の見た目には「容姿端麗」とか「好みだ」とか無意識に思うことあるけど、家族の見た目が良い方だとか悪い方だとかって全くわからないよね

と不思議がったものだ。

特に世代違いの人の美醜なんて全くわからなかったし、今でも全くわかりません。

保育園に甥っ子姪っ子を迎えに行って「わーこの子、美人!(またはブス)」なんて一瞬も過ぎりもしないし、等しく可愛い。

種族が違うので適切な例えでないかもしれませんが、子犬に囲まれたときに「この子は可愛い。この子は可愛くない」と思わないのと同様です。

まぁそんなわけで、「高齢出産の親から生まれる子、可哀想」には全く共感できなかった。でもショックだったのでモヤモヤを消し去るべくブログに書いてみた次第。

書きながら、思った。

わたし
わたし

こういう人って、若くして生んだ人にも「お金ない家庭に生まれて可哀想」とか言うんだろうな

わたし
わたし

若くして生んだゆえにキャリアを積む機会を得られなかった女性に「低スぺ」とか「自己責任」とか言うんだろうな

こういう人って、結局全方面を傷つける人なんだと思う。

味方が誰もいない、実は誰より可哀想な人なんだろうな。

可哀想な人がまわりに構われたくて振りかざすナイフに刺されてあげる必要はない

可哀想な人の心の穴は誰かが刺されてあげたところで埋まるものでもないし

そんな他人の意見はうっせぇわの精神で弾き飛ばすのが正解かな

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