一人で生きていきたくて、一人で生きていく準備はできていたのに、
マイホームを建ててその計画が崩れました。
「プロ」を過信してしまいました。
肩書があったって全員がプロなわけではないし、プロだったとしても自分との相性もあったのに、マイホームを建てていた年の私は多忙すぎて、そこまで考えが及ばなかったのです。
そのころも彼氏はいたけれど、それとは別で、一人で家を購入しました。
その小さな小さなグーグルマップにも載っていない建築事務所を、親戚付き合いの一環で使わざるをえませんでした。
それがすべての間違いの始まり。
結局、適当にされて、お金だけ取られて逃げられました。わたしの希望も予算も全無視の意味不明度合い。
プロを過信して、最後まで気づかなかったバカなわたし。
あんな場所には住めないので、リフォームをしてから入る予定なのですが、リフォームを頼むにしてももうわたしはズタボロで。
お金は頑張ってなんとか工面したとしても、家関係のことを考える精神的状況にはずっとなれないのです。
そんな中で、今度は失敗しないようにリフォーム会社をリサーチしたり、お願いするにしてももちろん立ち合いが必要だし、施工が始まれば今度は適当にされないように見張らないといけないので何度もその場所に出向かざるを得ないなんて 想像するだけで苦しいし、耐えられないのです。
わたしはあれ以来数年間、あれだけ夢見ていたマイホームに行けていません。
すぐ近くなのに、通ることすらできません。考えるだけで涙が出る始末。
この失敗で、わたしは弱くなりました。脆い人間。
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