久しぶりに読了できた小説
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もう、わたし、読書の能力を失ったかと思いました…
昔は本を開けば「あと1ページ読んだら寝よう… あと1ページ…」と、読み始めたら区切りをつけるのが大変なほどにするする読めたのですが、ここ数年のわたしときたら進まない、進まない。
本を開く、数ページ読む、内容に入り込めない、一瞬ケータイを見る、気付いたら本は閉じてる
そんな有様でした。
わたしの親友が本を読まない・読めないタイプの子で、その子曰く
文字を目で追うことはできるんだけど、内容が頭に入ってこない
その感覚、覚えがあります。
学生時代にテストで英語長文を読むときのアレ!
知っている単語が大量に使われた英文を読んですら、
「はて、なんのはなし?」となるアレ。
最近のわたしは小説を読むときにもその親友の感覚がわかるようになってしまって。
ただ、小説以外の本や新聞、ネット記事ならまだ読めるので希望は捨てておりませんでした。
そして出会ったうさぎパン
こんなことを言っては失礼とは思いつつ、内容がネットニュースのようで読みやすかった。
ちょうどこの本を読み始める直前にこんな記事を目にしたところだったので…
※うさぎパンは児童への性的虐待の話ではありません
ただ、ありそうとなさそうの狭間の感覚の共通点
女子高生、後妻、不倫的なキーワード
そこが個人的にネットニュースと重なる部分でした。
ちなみに、動物の形をしたパンで思い浮かぶのはなんの動物ですか?
登場人物たちがウサギやらパンダやら言い合うシーンで、ふと。
わたしの人生に動物パンないな?
子供向けのパンで思い浮かぶのはもっぱらアンパンマンパン
パン屋さんでよく見かけました。
中身はチョコレートだったと思うのですが、考えてみたらアンパンマンの中身チョコレートは邪道すぎるので記憶違いかな
幼少期の経験は記憶には残っていなくても行動・選択・思考に影響をあたえるものなのでしょうね
認識できないほどの働きかけでも潜在意識に影響を及ぼすサブリミナル効果のように。
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